資産運用についての私見

  • はじめに

私が本格的に資産運用を始めたのは3年ほど前。いろんな人が本やブログにいろんなことを書いており、情報には事欠かなかったが、一方で初心者としてはどれを信じたらいいのか戸惑いもあった。

何となく自分なりの投資スタイルが確立されつつある今、当時の自分に向けてまとめを書いておく。

※以下は、私が以前の自分に勧めるだけの内容であり、投資はあくまでも自己責任で。

ノーリスクで得。限度額を確認してやるべき。5自治体以内の寄付なら確定申告なしでもできる。楽天ポイントが貯まる楽天ふるさと納税Amazonギフト券がもらえるふるなびなど、各サイト毎にいいところがある(取り扱いの返礼品も微妙に異なる)ので、何箇所か見てみるのがおすすめ。

個人的に良かった返礼品は、肉、うなぎ、ティッシュペーパー、トイレットペーパーなど。

 まずは職場に企業型確定拠出年金があるかを確認。あればそちらに加入。なければiDeCo。積立額が控除されるので、投資に抵抗がある人は運用商品として定期預金を選んでもいいから始めるべき。

  • つみたてNISA

年間40万円まで、20年間投資信託が非課税で運用できる制度。運用商品自体も金融庁チェックが入っており、投資対象として不適切な商品はそもそも選べなくなっている。

個人的なオススメは楽天証券。月額5万円までカード決済で投資できるので、投資額に対して1%の楽天ポイントが付く。1%のリターンが約束されているに等しく、長期に渡ればかなり大きいと思われる。

運用商品としておすすめを挙げるなら、米国株を投資対象とするeMAXISSlim米国株式(S&P500)や楽天・全米株式インデックス・ファンド、投資対象を米国に限定しないなら eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)など。積立ランキングの上位にあるものを選べば大きな間違いはない気がする。

 

iDeCo、つみたてNISAを限度額まで積み立て、数カ月分の生活費を予備費として確保した上でまだ余裕があれば、一般口座で投資信託を積み立てる。運用商品はつみたてNISAに比べて大幅に選択肢が増えるが、20〜30代で老後資金準備としての長期投資の前提であれば、選択肢は結局低コスト(信託報酬が安い)株式のインデックスファンドとなる。基本的には値上がりしても値下がりしても売らないが、一度大幅に値上がりしたものが下がっていくのをただ見ているのは精神的にきつそうなので、50%とか100%とかラインを決めて大幅に値上がりしたらいったん売るというのでもいいかなと思っている。

  • 節約

当たり前だが、投資をするためには元手を確保しないといけない。元手を用意するには、収入を増やすか、支出を減らすか。副業についてもいろいろ調べてはみたが、普通の会社員が行うのはなかなか難しいと感じた。節約法としては、固定費(家賃、スマホ代など)の見直し、キャッシュレス決済の活用(ポイ活)などあるが、結局のところモノを買わなければお金が貯まる。ミニマリスト関連のブログや書籍を何冊か読んで、不用品を処分(可能な限り捨てずに売るまたは譲る)すると、自分が想像以上にモノを溜め込んでいたことが分かり、新しいモノを買うことに慎重になった。

  • 参考書籍

 図書館をフル活用し、投資に関する本をかなり読んだ。以下はその中で現時点での自分の投資の考えに大きな影響を与えたもの。

共通するのは質素に暮らして元手を作り、インデックスファンドにできるだけ多額を投資して、長期間寝かせておくということ。投資先はリスクが取れる若者であれば、米国株あるいは全世界株を勧める本が多かった。

早くから投資を始めて、相場に恵まれれば、支出の少ないライフスタイルと相まって早期に経済的自立・リタイアも可能というのが、昨今流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

  • まとめ

ここに述べたやり方で積立投資を行い、今のところはiDeCoもつみたてNISAも含み益が出ている。適当に手を出した個別株は大損だが。何年か経ってこの記事を見返したときに、いくらかでも資産ができていれば嬉しい。