ベランダ太陽光発電をやってみた

    SDGsに関する書籍とか、ミニマリスト系のブログ記事とかを辿っているときに、オフグリッドというキーワードを知った。

    さらに調べると、ベランダにソーラーパネルを設置して自宅で使う電気を賄っているという強者が結構いることが分かった。

    洗濯機はともかく、MacBookくらいは充電できる発電力が欲しかったため、スマホ用のソーラーチャージャーは選択肢から外れた。

    ソーラーパネルコンバーター、車のバッテリーを購入して発電回路を組むというやり方の人が多かったが、電気知識もなく、直接ソーラーパネルを繋げるポータブル電源を購入することとした。

 

  • 購入した物

    いろいろネットを調べて、ジャクリ(Jackery)というメーカーの商品を購入。ソーラーパネル、ポータブル電源ともに、一番安いグレードの物。Amazonのセール中で少し安く買えた。合わせて4万円弱。

     Instagramとか見ると、キャンプをする人たちの間で結構人気があるブランドのよう。実際の商品も2年保証がついているし、しっかりしている印象を受けた。ソーラーパネルの方は、3枚のパネルを布地で繋いだ構造なので、継ぎ目が若干頼りないけれど。

 

 

  • 実際に発電してみて

   窓際に置けば日光が入ってきて発電できるだろうと思っていたが、案外室内までは直射日光が入ってこないことが判明。 パネルの隅のハトメを利用してマンションのベランダにくくりつけてソーラーパネルを設置。電源は室内に置いている。ソーラーパネルは一部でも影になると発電効率が極端に落ちるため、設置角度は色々試して決めた。我が家の場合はほぼ地面に垂直に近い設置になった。また意外と西日が効率よく発電できることも分かった。

    天気が良い日は10時頃に南側のベランダにパネルを設置し、16時頃まで発電。その後は西側の出窓にパネルを設置し、日没まで発電。今の所最大発電量は15W前後で、1日でポータブル電源の残量が20〜30%増える。60Wという公称の最大発電量からすると正直低いが、本当の屋外で日光に対して垂直にパネルを設置できれば本来のポテンシャルが発揮されるのだろう、と思うことにしている。

  • 電気の使いみち

    専らスマホの充電に使用。ほぼ残量0%からiPhoneをフル充電して、ポータブル電源の残量が5%ほど減るイメージ。USBに加えてAC電源も挿せるので、たまにeneloopや電気歯ブラシも充電している。

    パネルから直接スマホを充電することもできるのだが、発電量が安定しないため、なんとなくバッテリーに負担を掛けそうな気がして、まずポータブル電源に充電してからスマホに移すようにしている。

  • どれくらい節約になる?

    電気代の節約という意味では、スマホの充電にかかる電気代は1回1円もかからないようなので、一度もコンセントから充電しなかったとしても、節約できるのは年間でせいぜい数百円と思われる。4万円近くを投資しているので、元を取るのは到底無理だろう笑

    ただ自分で電気を発電すると、電気を大切に使おうという意識は高まった気がするので、今後も意識的に節電を心がけていけば、多少は電気代も安くなるかもしれない。

 

    ↓節電生活について、面白かった本

5アンペア生活をやってみた (岩波ジュニア新書)
 

 

  • まとめ

    正直コスパが良い投資とは言えないが、コンセントから供給できる電気に頼らなくても、スマホや扇風機程度の電力は自給できるので、多少なりとも災害への備えになる、はず。

6ヶ月間の自転車通勤を終えるにあたっての雑感

2020年1月から6月まで、仕事の研修にて自宅から10km余り離れた職場に通勤することになった。

前任者を含め、研修中は車で通勤するのが慣例であったが、私はメインの職場から徒歩5分の場所に住んでいたため、車を所持していなかった。

車の購入も検討したが、最終的に見送り、もともと所持していたロードバイクでの自転車通勤が始まった。

筆者の基本情報

  • アラサー
  • 週に1〜2回のランニングを行い、年に1〜2回程度マラソンに出場。体力には比較的自信あり
  • 自転車のスペック:Cannondale CAAD8 Tiagra。完成車で15万程度で購入。特に改造などせずそのまま使用。

車を購入しなかった理由

  • 運転が不安

        免許を取得したのは大学1年の頃。公共交通機関の発達した都会に住んでいたため、車を運転するのは旅行の際など年に1回もない程度だった。小さな自損事故なら笑い話で済むが、慣れない運転で人身事故でも起こしたら…と想像すると、運転に乗り気でなかった。

  • コスト

    車を買えば当然お金がかかる。車両代に加え、任意保険、ガソリン代、駐車場代なども必要になる。しかも車は半年経って研修が終わればまた不要になる可能性が高い。

    極めつけは、職場が自転車通勤をしても自動車通勤の場合のガソリン代に相当する通勤手当を支給すると言ってくれたこと。

    結果として自転車通勤のために新たに投じた金額を差し引いても、半年間でロードバイクの金額の半分程度は回収できた形となった。

  • 気持ちの問題

    わざわざ休日を潰してランニングという無駄な運動をしている一方で、仕事に必要な通勤に車を使いラクをすることに自己矛盾を感じた。

    通勤経路もほぼ平坦で、何度か試走してこれならさほど苦痛なく続けられそうという手応えも得られた。

 

自転車通勤開始にあたって準備、購入したもの

  • 自転車保険

    自分が被害者になる分には、自分が痛いだけだが、人身事故を起こすことに対して不安があった。少し調べてみると、eサイクル保険というのが年額4000円程度で個人賠償責任1億円までの保険を提供しており、これに加入した。

  • カッパ

    ある程度いいやつを買っといた方がいいだろうと、パタゴニアで購入。

    メンズ クラウドリッジジャケット・パンツという商品で、上下で5万強。(どうも昨年度で廃盤になったよう)

    172cm56kgで上S、下XSサイズを購入。ゴアテックスのレインジャケットを使ったことがないので比較できないが、自転車通勤には十分過ぎる性能だった。洗濯機で気軽に洗えるのがよかった。短めに脱水をかけて干しておけば、翌朝には乾いていた。

    直接関係ないが、パタゴニア商品の購入は、楽天Rebatesを経由して、ナチュラムで購入するのがお得だと思う。

  • ザックカバー

     Amazonで880円。高さ約45cmのバックパックにSサイズを装着。ややきつめで装着が手間取るが、小さい分隙間が少なく水濡れは少なかった気がする。

    当然肩に背負うベルトの部分は濡れる。

 

  • 雨の日用の靴

    もともと持っていたコロンビアの防水性のあるシューズを履いた。カッパの裾を履き口に被せるようにしていたが、それでも雨は入ってくる。私は我慢できないほどではなかったが、完全な防水性を期待するなら丈の長いゴム長靴を履くべきだろう。

 

  • タイヤ・チューブ

    パンクは避けられないが、事故や遅刻につながりかねないため、なるべく避けたい。もともと完成車として購入時に付いていたタイヤ、チューブをそのまま使用していたが、自転車通勤がスタートする前に新品に交換した。

    購入したのは以下の25c用のタイプ。Amazonで1.2万円程度。

    後述するように一度パンクしたため、耐パンク性能についてはなんとも言えないが、タイヤを交換して少しラクにスピードに乗れるようになった気がした。

 

  • 泥除け

    濡れた路面を走ると服やカバンが汚れるため、これを軽減するため購入。Amazonで1400円。

 

  • ライト

    通勤経路に街灯が少ない区間があったため、車に自分の存在を知らせるだけでなく、ある程度自力で路面を照らせるライトが必要と考えた。

     購入したのは以下。5000円前後。確かにもともと使っていたキャットアイの安いライトより遥かに明るかった。USB type B端子で充電できるようになっており、端子はライトの下面にあり、パッキンで閉じられるため、雨の日に使用しても故障しなかった。

     テールランプとして、同じくキャットアイの商品にエネループを入れて使用した。

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用

  • 発売日: 2012/08/27
  • メディア: スポーツ用品
 

 

  • ヘルメット、空気入れ

    もともと持っていたものを使用。週に1回は自宅で空気を入れるようにした。

    職場には簡易のポンプを念のため置いておいたが、使用することはなかった。

自転車通勤を始めてみて

  • 所要時間

    片道11km弱の道のり。信号はすべて遵守し、部屋にしまっているロードバイクを玄関から出してから、職場の駐輪場に止めるまで、平均約35分程度だった。

  • 雨の日

    カッパを着てコロンビアのスニーカーを履き、ザックカバーを掛けていつもより5〜10分程度早く出発。ヘルメットをつけてフードを被ることは不可能ではないが、周りの音が聞こえなくなるのが怖かったので、フードは被らなかった。

    無茶なスピードを出さなければ、雨の日が特別に運転が危険という印象はなかった。道路の左端付近には水溜りができていることが多く、水しぶきが上がってカッパの尻やザックカバーにかかった。泥除けも一定の効果はあったが、雨が強く降っているときはどうしてもしぶきがかかるので、むしろ雨上がりの濡れた路面を走っているときに恩恵を感じた。

    職場について自転車を止めたら、更衣室兼荷物置きとして与えられていた部屋で濡れた服を着替える。カッパはざっと水を切ってハンガーに掛けておけば、帰宅する時間には乾いていることが多かった。靴が濡れた場合は中敷きを出して干し、靴の中には新聞紙を詰めておいた。時間があるときは昼休みに新聞を交換した。

    ナイロンのリュックに入れて、ザックカバーをしておけば、中の荷物まで濡れていることはなかった。濡れた肩ベルトはタオルでざっと水気を取っておいた。

  • パンク

    6ヶ月の間に1回だけパンクを経験した。幸運なことに走行中ではなく、夜の間にゆっくり空気が抜けていたようで、朝出発しようとしたら、後輪がぺしゃんこになっていた。ネットを見ながら、古いチューブに交換して出発した。尖った小石がタイヤのゴムを突き破ってチューブに刺さったようだった。これ以後、帰宅後や信号待ちの際などに、タイヤに異物が刺さっていないか確認するよう心がけた。

  • まさかの事故

    自転車通勤を始めて3ヶ月程度経ったところで接触事故に遭った。私が直進していたところ、前を走っていた車がコンビニ入るため「急に」左折したため、避けきれず、車の左側面と自転車が接触した。

    幸い自転車も私も、そして相手も無事で、警察を呼んで事故処理を行いそのまま出社した。早めに家を出ていたため、遅刻もしなかった。

    相手は左斜め後方を走る私の自転車に全く気がついていなかったそうだが、車が「急に」左折してきたと感じたのは、当然私の不注意のせいもあったと思われる。

    それ以後は一層注意して運転するようにした。

まとめ

    パンク、事故などトラブルもあったが、概ね楽しい自転車通勤であった。この間コロナの流行を受けて、ランニングが憚られる状況でもあったため、通勤の名目で運動不足解消にもなったと思われる。

    走行中のパンクがなかったのは単なる幸運という他なく、今後継続的に自転車通勤を行うのであれば、パンク修理キットまたはスペアチューブ、携帯ポンプを持ち歩くべきだろう。